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07 | 2019/08 | 09

風が強く吹いている 

三浦しをん

映画をみてキャラクター設定がかなりツボだったので小説も読んでみたけど、より好きになりましたよ。
ハイジさんとカケルは当たり前に大好きだけど、映画出演が少なかったユキも神童もニコチャンも良いんだよね。
小説だと人物の考えてることがそのまま文字になるから、すごくわかりやすいとうか。
とくにニコチャンとユキの走り中の語りが好き。
あとは名台詞のオンパレードっていうか、良いこと言うな~ってのが多かった。ユキは詩的な感じ。カケルとハイジはこっちが恥ずかしくなる台詞が多い。

読み終わってふと思い出したのは、ネットのどこかに『運命の糸は赤色だけじゃなくて、青色とか緑色もあるんだよ』みたいな言葉。
だってハイジさんとカケルが運命なんだもん。
なんだろーなー。たぶん腐的に見ればめちゃめちゃ美味しい二人なんだろうけど、恋愛って言葉じゃ全然足りない次元なんだよねきっと。小説だとしても、そんな人に出会えた二人が羨ましいわ!
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J.D.サリンジャー 

攻殻ファンとジョンレノンファンなら誰もが知ってるサリンジャーが、
つい最近亡くなられたらしい。

正直、生きていたのにびっくりだ。
過去の偉大な人物だと勘違いしてた。

ああ、ひさしぶりにライ麦畑でも読もうかな。

誰の死体? 

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ドロシー・L・セイヤーズ著
浅羽莢子 訳
1923年

またまた英国貴族の主従物ですが、今回はミステリ小説。
日本ではそこまで有名ではなさそうだけども、
海外ではクリスティと並ぶミステリの女王と評されているらしい。
そんなわけでもちろん面白い。
誰が犯人か?という話より、
どうやって犯行が起きたかに重点を置いてるわけですな。

そして、この作品に登場する執事(従僕)も半端ねぇなおい。
そんなに執事って有能なのか。
ジーヴスよりも、こちらのバンターの方が愛情を持ってる気がするので好きです。
眠る主人にむかって「困ったおばかさんだ!」 の台詞は最高に素晴らしいと思う。

比類なきジーヴス 

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P・G・ウッドハウス 著


「おはよう、ジーヴス」僕は言った。
「おはようございます。ご主人様」ジーヴスが答える。
彼は紅茶のカップをベッドの横のテーブルにそっと置き、
僕は目覚めの一口を啜る。完璧だ。》


こんな優雅に始まるのに、この本どたばた喜劇なんだぜ。

完璧な執事ジーヴスと、その主人のバーティのコンビは
イギリスではホームズに並び称されるほど人気なんだそうです。

とりあえず登場キャラクターが強烈。
バーティの「No」と言えないヘタレ具合が毎回絶妙。
あと、イギリス的笑いは得意じゃないけど結構笑えた。
むしろ勉強にもなるしね。

そうそう。ここ最近、世間では「執事萌え」なるものが流行っていますが(黒執事の影響か?)
このジーヴスは普通の執事ではないのです。

いわゆる家事一切を取り仕切る執事(butler)ではなく、
紳士の身の回りの世話をする紳士(valet)なのです。
言い方をかえると、Gentleman's gentlemanですね。


うーん。やっぱ英国貴族社会はわかんねぇ。

荒野のホームズ、西へ行く 

20091101233810
相変わらず表紙の絵が意味不明。
それにしても、最近の図書館は携帯から本の
貸出状態が知れるんだから素晴らしい。


えー前作に比べると推理過程に若干の物足りなさはあるけど、やっぱり面白い。

そして兄が半端ねぇ。
字が読めないから婦人用トイレに
間違えて入っちゃっても(その上女性恐怖症で嘘が下手でも)
ちゃんと探偵するんだぜ。

さらに弟に列車恐怖症を白状する件なんかホロリと来る。
上手いんだよね、作者の文章が!

あーまた続編探さなきゃな。